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バガンの大地をバイクで駆け抜けよう!バガン観光ではバイク(電動スクーター)が大活躍!

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バガンを観光しているとバイクに乗った観光客をよく見かける。バガンでは簡単にバイク(電動スクーター)をレンタルして観光することが出来るのだ。運転方法は至ってシンプル。スクーターのため煩わしいギアチェンジが無い。普段バイクに乗っていない人でもレンタルショップの前で練習すれば直ぐに乗りこなすことが出来る。「バガンでバイク」は本当におすすめのアクティビティだ。ぜひバガンに行く際は検討して欲しい。

 

レンタル方法と値段

レンタル方法も至って簡単で、レンタルバイクショップに行き「借りたい」と言えばいい。日本と違って、書類などは一切ないし、予約の必要もないだろう。レンタル料金8,000チャット/日(1日約800円)を払えばすぐに貸してくれる。ちなみに、僕が借りたお店は時間貸しという概念がなく、1日借りても1時間借りても同料金だった。
なお、レンタルバイクショップは雑貨屋などがやっている場合もあるし、専業のお店もある。また、ホテルが宿泊客向けに取り扱っているケースもある。比較的すぐに見つかるので、この点からも利用しやすいだろう。

 

バイクのスペック

  • 最高時速:45km
  • 航続距離:数百km
  • 乗車定員:1人もしくは2人(タンデム可能な車両もある)

 

バイク観光のすすめ:気が向くままにバイクをすすめよう

バイクに乗ると風、気温、におい、音などを敏感に感じる。この感じが乗っていてすごく楽しい。車の車窓から感じる印象とは全く違うのだ。
そして、好きなように移動することが出来る。バガンには無数にパゴダがある。観光ルートでは大きなパゴダしか回らないことが多いが、バイクで回っていれば「向こうに見えるパゴダに行ってみよう」とか「さっきのパゴダに戻ってみよう」という小回りが利くのだ。実際に気が向くままに行ってみると人気のないパゴダが佇んでいる。なんとも言えない雰囲気で歴史の中に入ってしまったような錯覚にすらなる。
加えて、バガンの人達とのちょっとした交流も出来る。バイクで大通りを走っていると、子供がバイバイといって手を振ってくれる。それもかなりの頻度で。バイクなのでこちらは手を振ることは出来ないが笑顔と言葉で応える。一瞬だが、気持ちのいい交流だ。

ツアーでバイクに乗る機会がないと言う前に…

車とガイドがついたツアーで回る方も多いと思う。僕も前回バガンに行った際は友人と車を貸し切って観光地を回った。しかし、どうしてもバイクに乗りたかったため、運転手にバイクで車の後からついていくと断りを入れて、追いかけていった。友人の何人かが車の中から写真を撮ってくれていい記念になった。また、疲れたら友人とバイクの運転を変わればいいので気が楽だ。車やツアーを申し込んだ後でも、ぜひバイクというアクティビティを考えてみてはどうか。乗っていて感じる風、におい、音はきっと思い出に強く残るはずだ。

安全には十分に気をつけよう:バガンでバイクを運転する際の3つの注意事項

バガンは交通量が少なく、観光客であってもバイクに乗って安全に走ることが出来る。しかし、油断や無理は禁物。安全に楽しむための注意事項を3つ記載する。

1. 長袖長ズボンを着よう

バイクに乗るからには、長袖長ズボンを着用しよう。昼間は強烈な暑さになるため、ついついTシャツで運転しがちだが、もしもの時の為に肌を守れるように長袖長ズボンを用意しておこう。ちなみに、ヘルメットは貸してくれないので、帽子をかぶるなど頭も出来るだけ守っておこう。

 

2. 道路をよく見て運転しよう

バガンの道は穴が空いていたりデコボコが多い。これが車がスピードを上げられない理由ではあるが、バイクに乗っているとデコボコにハンドルを取られることがある。前方後方・左右は当然であるが、道路をよく見てデコボコをよけて走ろう。また、舗装されていないく砂が溜まっていてバイクが進みにくい道もある。そういった箇所では無理をせずにゆっくりと走るか、一度降りてバイクを押して進もう。

 

3. 気温の変化に気をつけよう

バガンの朝晩は非常に寒い。バイクに乗って風を切ると更に寒くなる。そのため、サンライズやサンセットを見る際は厚めの上着を準備することをおすすめする。また、できれば手袋も欲しい。
一旦、太陽が出てしまえば暑くなる。暑くなっても上記したように出来るだけ肌を隠してバイクに乗ろう。暑さと一緒に日差しも強くなるので、サングラスを準備したい。乾燥している時期は砂埃も舞うためサングラスをしていれば目を保護することも出来る。

バイクに乗ってパゴダの横の細道をすり抜けていると、数千年前の大地に迷い込んだのではないかという感覚になる。すごく気持ちのいい、そして思い出に残る体験だ。僕は次に行くときもバガンをバイクで駆け抜けたいと思う。