タイトルの往復8時間というの見てびっくりした方もいるだろう。ウェーブロックはパースから遠いハイデンという街にある。パースから350km程東へいったところだ。しかし、ウェーブロックは一見の価値があるし、道中には荒野が広がっていて、オーストラリアをドライブしていることを実感できる。ぜひウェーブロックへの観光を検討して欲しい。
なお、こんな記事も書いているのであわせて参考にしてほしい。
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パースからレンタカーでひたすら東へ
僕が行った際には休憩も含めてパースから片道約4時間かかった。パースのすぐ東には山があるのだが、これを超えることからドライブは始まる。山といっても運転しにくい山道ではなく、片道1車線の走りやすい道が続くのでストレスを感じることはないだろう。山を越え、荒野を走っていると途中にはいくつかの街が現れる。街は小さな集落とお店がある程度だが、休憩は十分可能だ。トイレ休憩やドリンク、スナックなどは購入可能。各街にはガソリンスタンドもある。
一本道なので迷うことはないと思うが、まずはハイデンを目指していけば良い。ハイデンに入ると観光地だけあってウェーブロックの看板があるので、案内に従っていけば駐車場に到着する。駐車場からウェーブロックへは徒歩5分ほど。途中に入場券を購入する自動販売機があるので、入場料を支払って奥へ進んでいこう。
圧巻のウェーブロック到着
ウェーブロックはその名のとおり波の形をした岩だ。当然、波が岩になった訳ではなく、長い間岩が侵食されてこの形になったのである。高さは約15mで横幅は約110m。20数億年かけて花崗岩が侵食されてこの様な形をしているという。縞模様も相まって、まさに大波が押し寄せてくるような瞬間に見える。
また、ウェーブロックの上にも上がることが出来る。端まで行くと階段があるので、階段を上がっていくと、実はウェーブロックは大きな岩であることがわかる。ウェーブロックの回りには大きな建物などは無いので、登ると地平線を見渡すことが出来る。
周辺には塩湖も
ウェーブロックへ行った際の、もう一つのアクティビティが塩湖散策だ。乾期は水が引いているため、真っ白い大地を見ることが出来る。ウェーブロックの近くにあるのはLake Gounter(レイクガンター)だが、僕は寄り道をしてLake Grace(レイクグレース)まで足を運んだ。こちらも水が引いていて、塩湖を歩くことが出来た。一応舐めてみると塩辛い。
ウェーブロックからレイクグレースまでは1時間強かかる。パースへの帰り道とは外れていて、あまり観光客が行かない場所であると思われる。湖は貸し切り状態。レンタカーを運転していても、めったに車とすれ違わない道。夕日が沈む穀物畑と湖、線路を見ながらゆっくりとパースに戻る。こういった旅もいいかもしれない。
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