世界で一番美しい街と言われているパース。オーストラリア大陸の西に位置しているため、メジャーなシドニーやブリスベン、メルボルンからは離れている。しかし、行く価値は絶対にあり!これからいくつかの記事に分けてパースを紹介する。
なお、こんな記事も書いているのであわせて参考にしてほしい。
あわせて読みたい
ロットネスト島への行き方
ロットネスト島は近年クアッカワラビーという可愛らしい動物で人気が出ている。ピカチュウのモデルともなったといわているのでご存知の方も多いのではないか。彼らが生息するのはパースの沖合にあるロットネスト島。パースからロットネスト島へはフェリーを使うのが便利だ。
パース・バッラクストリート桟橋からロットネスト島へ
僕が利用したのは「ロットネストエクスプレス」。ダウンタウンの宿泊先ホテルから歩いていくことが出来るパース・バッラクストリート桟橋から発着している。時刻表を確認すると、運行されているフェリーの多くはパース・バッラクストリート桟橋を起点にしている。
なお、パース・バッラクストリート桟橋を出発した後、フェリーは川を下ってインド洋へ出る。川の河口に位置するフリーマントルとノースポート・ラウスヘッドからも乗船が可能だ。こちらの2つの乗船場は便数が少ないので注意が必要になる。僕は往路はパース・バッラクストリート桟橋から、復路はフリーマントルで下船してフリーマントルを観光して電車でパース市内へ戻った。
フェリー乗り場(パース・バッラクストリート桟橋)の地図
ロットネストエクスプレスのチケット購入方法
フェリーのチケットはWebでも販売しているが、天気が心配だったので天気の良い日に島へ渡ろうと考え、事前の購入は避け、当日購入することにした。チケットは問題なく当日購入することが出来た。ゴールデンウィーク中であったため、当日チケット売り場には日本人の姿もちらほらいた。
チケットはフェリー片道・往復・レンタサイクル込みのものなどがある。僕は、往復とレンタサイクルがセットになったものを購入した。一人100ドルくらいだったと記憶している。
到着したらレンタサイクルで島を走ろう!
ロットネスト島は環境保護のため自動車がない。島と言ってもかなり広く歩いて観光地を巡るのはほぼ不可能。観光客はレンタサイクルか島を回っている電気バスで移動するのが一般的だ。
フェリーで到着すると係員がフェリーに積んであった自転車を次々と下す。それを下船した人たちが順番に受け取り、レンタル開始となる。ヘルメットは自由に取れるところにおいてあるので、自分の頭にフィットするものを選んで準備完了となる。
意外に広く、起伏が激しいロットネスト島
ロットネスト島は自転車で回るには広い。地図で見るとそれほど広くは感じないが、西端までの往復で4~5時間くらいかかった。観光スポットへ立ち寄りながら端まで行ったが、島には起伏があり坂も多い。かなりしんどい区間も多くあるというのが実際のところ。
フェリーのチケットを購入すると地図をもらえるので、行きたい場所をあらかじめ決めておくのもよし、走るコースだけ決めておいて途中にある観光スポットに立ち寄ってもよい。
以下はロットネスト島の地図(こちらから転載)だ。僕は端まで行ってフェリー乗り場に戻ってきたときにはクタクタだった。この地図にはトイレ場所も示されていて、便利だと思う。なお、フェリー乗船時にもらえる地図はもう少し分かりやすく、日本語だった。
ロットネスト島でサイクリングする際の注意点
上述したとおり、ロットネスト島は起伏が激しい。普段あまり運動していない方には長時間のサイクリングは辛いかもしれない。僕が訪れて感じた注意点を下記する。当たり前のことだが…
サイクリングする際の注意点
- 水はおおめに携帯する
→途中で水を購入できるお店はあまりない。特に島の西側にはない。レストランや店はフェリー乗り場周辺(島の東側)に集中している。
- 上り坂は無理せずに歩く
→僕は無理して自転車で立ちこぎをして貧血気味で気分が悪くなった。バス停で10分ほど横になったら回復したが…
- スピードは出し過ぎない
→島に自動車はないのだが、電気バスが走っているので下り坂などでスピードを出すと危ない
自然がそのまま残るロットネスト島。無理せず自然の中で観光を、そして気持ちのいい海風にあたりながらサイクリングを堪能したい。
関連記事