浜松駅から公共交通機関を使って龍潭寺へ行かれることを計画している方もいらしゃると思う。龍潭寺は郊外にあり、浜松駅からのアクセスは良いとは決して言えない。しかし、情報を集めていけば不便さをあまり感じないでアクセスすることも出来る。今回は浜松のバス・電車に乗りなれた僕が公共交通機関を使ってのアクセス方法を紹介する。
1. 一番簡単なのは乗り換え無しの路線バス（利便性：★★★★☆）
浜松駅から龍潭寺近くのバス停まで乗り換え無しの路線バスで行くことができる。浜松駅北口のバスターミナル15番乗り場から「44番系統 伊平・渋川行」か「45番系統 奥山行」に乗ればいい。「44」「45」番系統ではそれぞれ龍潭寺の最寄りのバス停が異なるので注意したい。両バス停とも徒歩数分で龍潭寺に到着する。
44番・45番系統に乗車
- 乗車区間：浜松駅～井伊谷宮前（44番系統）、神宮寺（45番系統）
- 所要時間：約50〜60分
- 運行頻度：「44 伊平・渋川行」日中1時間あたり1本、「45 奥山行」日中1時間あたり2本（時刻表）
- 大人料金：670円井伊谷宮前（44番系統）、680円神宮寺（45番系統
2. 先に「大河ドラマ館」へ行くなら便利（利便性：★★★★☆）
大河ドラマ館へも浜松駅から乗り換え無しの路線バスで行くことができる。同じく浜松駅北口のバスターミナル15番乗り場から乗車する。「40番系統 気賀駅前」もしくは「40番系統 三ヶ日車庫行」に乗ればいい。大河ドラマ館のすぐ近くの「気賀駅前」行は日中は1時間に2本の運行、「三ヶ日車庫行き」は1時間に1本の運行だ。
40系統に乗車
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乗車区間：浜松駅～気賀駅前（気賀駅前行）、片町（三ヶ日車庫行）
- 所要時間：約52分
- 運行頻度：「気賀駅前」と「三ヶ日車庫行」をあわせて日中は1時間に3本（時刻表）
- 大人料金：650円
3. 電車とバスを乗り継ぐというのもあり（利便性：★★★☆☆）
浜松から遠州鉄道に乗って西鹿島駅へ、西鹿島駅から天竜浜名湖鉄道に乗り換えて気賀駅へ、気賀駅からバスに乗り換えて龍潭寺へ。乗り換えが2回になるが鉄道の旅が楽しめるので時間があればのんびりと行くのもいいかもしれない。
まず、遠州鉄道に乗って西鹿島駅に行くのは簡単だ。JR浜松駅から徒歩2分ほどの場所にある新浜松駅から30分ほど。頻度や料金は以下のとおりだ。
まず、遠州鉄道に乗車
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乗車区間：新浜松駅～西鹿島駅
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所要時間：約32分
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運行頻度：日中は12分間隔（時刻表）
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大人料金：470円
次に天竜浜名湖線へ乗り換える。西鹿島駅は乗り換え駅なので、案内に従って進めば良い。遠州鉄道とは異なり本数が少ないため時刻表に注意したい。なお、気賀駅までは浜松駅からのバスが日中であれば1時間に3本出ている。
次に天竜浜名湖鉄道に乗車
- 乗車区間：西鹿島駅～気賀駅
- 所要時間：約30分
- 運行頻度：日中は60分間隔（時刻表）
- 大人料金：530円
最後はバスで移動だ。この「気賀駅～龍潭寺」間のバスは大河ドラマ館がやっている2017年1月15日～2018年1月14日までの限定運行だ。1時間に1本あるが、気賀駅前から龍潭寺へは電車との接続が悪いのが難点。
最後はバスに乗車
- 乗車区間：気賀駅前～龍潭寺
- 所要時間：13分
- 運行頻度：日中は60分間隔（時刻表）
- 大人料金：250円
4. 舘山寺温泉経由で行く（利便性：★☆☆☆☆）
利便性は低いが、路線があるため紹介する。こちらも期間限定路線である。舘山寺温泉に宿泊される方にはありがたい路線ではないだろうか。浜松駅から舘山寺温泉までバスで行き、大河ドラマ館行のバスに乗り換える。さらに大河ドラマ館から龍潭寺へ向かうバスへ乗り換える必要がある。
まずは浜松駅から舘山寺温泉へ。こちらは頻繁にバスが出ているので待つこともないだろう。
30番系統で舘山寺温泉へ
- 乗車区間：浜松駅～舘山寺温泉
- 所要時間：約45分
- 運行頻度：日中は1時間あたり4本（時刻表）
- 大人料金：610円
舘山寺温泉についたら大河ドラマ館行のバスに乗り換える。こちらは1時間に1本の運行になっている。
次に舘山寺温泉から大河ドラマ館へ
- 乗車区間：舘山寺温泉～大河ドラマ館
- 所要時間：約20分
- 運行頻度：1日5本（時刻表）
- 大人料金：400円
大河ドラマ館についたらもう一本バスに乗る。
次に大河ドラマ館から龍潭寺へ
- 乗車区間：大河ドラマ館～龍潭寺
- 所要時間：15分
- 運行頻度：日中は60分間隔（時刻表）
- 大人料金：250円
浜松は政令指定都市であるが、郊外へ公共交通機関を利用して行くのは少し不便だ。その分、事前の下調べが重要になる。このブログが少しでも役に立てばいいと思う。ぜひ僕のふるさとである浜松を満喫してほしい。
