ヤンゴンによく出かける僕が、出張に旅行に使えるヤンゴンのレストランを紹介する。テイストが異なるレストランを8つ集めた。短期滞在であればヤンゴンでの食事はこれらのレストランを中心に組み立てていくと良い。
ちなみに、紹介はランキング形式ではなく順不同となっている。
1. シャン・ヨー・ヤー
ヤンゴン市内にある人気のシャン料理店。中国との国境近くシャン州に住むシャン民族の料理。シャン州は高原で涼しく野菜が豊富に取れる。そのため、野菜を使った料理が多く日本人の口に合う。
日本語メニューもある。大人数で行く際は予約を入れた方が無難。2階のフロアは人が歩く度に揺れるので1階か2階にある個室をリクエストすると良い。
飲んで食べて$30-40/人
2. SKホットポット
ヤンゴンに行くとなぜか必ず食べたくなる火鍋料理。鍋が2つに仕切られていて辛いスープとマイルドなスープで様々な具材を味わえる。具材は外にある冷蔵庫から自分で取り出す方式。肉、魚、野菜、麺類などが豊富にあるが、どれも高級感はない。地元の人で常ににぎわっている。奥に個室があるので大人数で行く時は個室を利用すると良い。
ちなみに、鍋とは別だがおつまみのローストダックは絶品。
飲んで食べて$20-30/人
3. ゴールデン・ダック(Kan Taw Mingalar Garden店)
言わずと知れたヤンゴンのチェーンの中華料理店。Kan Taw Mingalar Garden店はシュエダゴン・パゴダのすぐ隣の公園の中にあり、ガラス張りの店内からシュエダゴン・パゴダを見ながら食事を取ることが出来る。店名のとおりダックが有名だが、一般的な中華料理が味わえる。日本人の口にもよく合う。夜は混んでいるので予約をお勧めしたい。
飲んで食べて$20-30/人
ゴールデン・ダック(Kan Taw Mingalar Garden店)
4. ティリピサヤズ・スカイ・ラウンジ
疲れたらサクラタワーの最上階にあるティリピサヤズ・スカイ・ラウンジへ。洋食からカレー、バーミー(ミャンマーの麺)などがそろっている。20Fのため景色が良い。騒々しくないため落ち着いて食事がとれる。ヤンゴンが一望出来るので1度は行かれることをおすすめする。なお、このビルには多くの日系企業が入居しているため、駐在員や出張者の姿を見ることもあるが、それほど多くはない。
昼$10-15/人 夜$20-30/人
5. フィール
地元の人から観光客まで訪れるビルマ料理店。ただしチェーン店。ビルマ料理はカレーに似た料理だが、カレーと言っても豊富な種類があり、具材(シーフード、牛、豚、羊、野菜など様々な種類がある)によって味付けが異なる。並んでいるトレーの中の食べたいものを伝えればそれを1人前取り分けてくれる。複数の味を選んで食べ比べると良い。白米と付け合わせの野菜は食べ放題になっている。昼も夜も混んでいるがそれなりに回転は良い。
$10-15/人
6. モンスーン
少し高級にアレンジされたビルマ料理店。ビルマ料理以外にもタイ料理やベトナム料理などがある。日本の落ち着いた洋風レストランの雰囲気。外国人(欧米人)の利用が多い。ミャンマー料理にしては高いが、料理は美味しい上、奇麗に盛りつけされていて店内の雰囲気も抜群のためファンも多い。
飲んで食べて$20-30/人
7. ローカル串焼き屋(19thストリート)
ヤンゴン市内で地元の人たちに串焼き料理が人気。19thストリートには串焼き屋(現地語でアキン)がひしめいている。このオープンスペース(といっても道ばた)で食べるのは抵抗があるという方は綺麗目のレストランに入るのがいいだろう。
道ばたでもレストランでもガラスケースに入った串を指差せば焼いてテーブルまで持ってきてくれる。ここでも牛、豚、羊から野菜、魚介まで様々な食材が並んでいる。地元の人たちで賑わう店が多い。決して奇麗とは言えないが、ローカルフードとミャンマービールを飲むのも良い。
飲んで食べて$10-15/人
8. シャングリラホテルの1階
ビルマ料理は美味しいのだが、美味しいからといって食べ続けると僕たち日本人は慣れていないせいか胃が重くなってくることもある。ビルマ料理は脂っこいのに加えて辛いからだ。そんな時は数ある日本料理店へ行ってもいいのだが、僕はシャングリラホテルの1階のレストラン(メインエントランスから館内に入って右の突き当たり)をおすすめしたい。ブッフェ式で飲み放題、食べ放題もあるのだが、アラカルトであっさりとした料理も豊富にある。ビルマ料理で胃が疲れたら行ってみよう。少し薄めのワンタン麺もきっと美味しく感じられるはずだ。
ワンタン麺などアラカルトが$8-15程