MIGRATORY

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オークランド国際空港で必要な乗り継ぎ時間 ~90分はギリギリ!~

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ニュージーランド航空のホームページにはこう書いてある。「オークランド国際空港では簡単にお乗り継ぎいただけます。」こう書いてあれば、ニュージーランド航空のホームページで購入できる旅程であれば余裕を持って乗り継ぐことが可能だと思ってしまう。しかし、ニュージーランド入国審査、税関検査、ターミナル移動のどれを取っても簡単ではなかったのである。僕の旅程は乗り継ぎ時間90分で何とかギリギリ成功したが、同じ便や似たような乗り継ぎ時間で失敗した人も相当数いるのではないか。

以下は乗り継ぎの一例として参考にしていただければと思う。

 

税関審査に厳密なニュージーランド(到着から税関通過に50分)

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飛行機はほぼ定刻でオークランドへ到着。オークランド国際空港は機内から外を見ても規模が小さいことがわかる。降機して入国審査へ。ニュージーランドの入国審査は他国とそれほど変わらない。チェックに備えて、ホテルのバウチャーや他国への航空券を準備しておけば問題ないだろう。ここまでは順調だった。

入国審査を終えて、荷物をピックアップした後に荷物と共に税関を通過するのだが、かなり厳密だった。一人ひとりに対して違法物を持っていないか質問をし、全荷物がX線検査を受ける。審査官とX線機械の距離が近く、X線検査で詰まってしまっており素早く進まない。

ニュージーランドは他国と隔絶されており、動物・植物に限らず固有種が多い事情を考えればしょうがないのかもしれない。僕はかなり順調に進んだほうだと思うが、それでもここまで50分を要した。この後、ターミナルを移動して国内線で荷物を預けて、手荷物検査を受けて、搭乗口まで40分で行かなければならない。

 

煩わしいターミナル移動(国際線→国内線ターミナル移動に10分)

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オークランド国際空港のターミナルは国際線と国内線に分かれていて、両ターミナル間は徒歩10分程度の距離である。15分間隔でターミナル間移動バスも出ているが、タイミングが悪いと待ち時間の間に歩けてしまう。残り40分しかなかった僕は時間が読めないバスでの利用はやめて、徒歩で移動した。

 

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緑色の線をたどっていくと国内線ターミナルに行き着く

ターミナル移動の際に邪魔になるのがスーツケースだが、搭乗時間の60分前までであれば国際線ターミナル内の税関審査後出発ロビーで再び預けることが出来るそうだ。

僕はダメもとで念のため係員に聞いたが、60分を切っているので国内線ターミナルまで持っていき国内線ターミナルで預けるように指示された。

速足で歩くこと10分、何とか国内線ターミナルに到着。ちなみに、移動は外で屋根は有ったり無かったり。天候が悪い日は要注意だ。

この時点で90分の乗継時間のうち、60分を消費。残りは30分しかない。

 

国内線ターミナルで荷物を預け搭乗口へ(バック預入→手荷物検査→搭乗口までの移動に20分)

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国内線ターミナルに着いたらまず持っているスーツケースを預ける。「Bag Drop」と書かれているカウンターへ進めば預け入れることが出来る。もともと、日本でチェックインした際に最終目的地までのチケットを渡され、荷物にはタグを付けてもらっているはずである。そのため、Bag Dropカウンターでは荷物をベルトコンベアに乗せて、タグのバーコードを読取機で読み取ればOKだ。その後は手荷物検査場へ行き、検査を受け搭乗口へ。搭乗口には出発10分前に到着。既に大方の人が搭乗し終わっていた。

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当日のゲートは30番。既に大方の搭乗が終了した時に息を切らせて何とか到着した

 

その後、出発時間を過ぎても飛行機のドアは開いていたので、乗り継ぎ客を待っていたのかもしれない。しかし、それでも後からは誰も乗らなかった。定刻から10分過ぎたあたりでドアクローズ、多くの空席を残したまま出発した。(前日の座席指定の際、席は結構埋まっていた。)ちなみに、僕が搭乗したのはオークランド→クイーンズタウン行き。人気の観光地なので日本からの多くの客が乗り継いでもいい路線だ。

 

僕は海外での乗り継ぎは比較的慣れている方(オークランド国際空港は初めて)であるが、とにかく全て速足、小走りといった感じで汗だくになった。乗り継ぎを賭けにしたくなければ、初めから余裕を持った旅程を組むことをお勧めする…