MIGRATORY

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オーストラリアでレンタカーする際の注意点 ~カンガルー事故とスピード違反取締実態と違反金納付方法~

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先日オーストラリアへ行き、レンタカーを運転していた。右ハンドル、左側通行なので日本人にとっては運転しやすい。しかし、オーストラリアならではの注意しなければならない点もある。僕の経験を踏まえて紹介した。くれぐれも安全運転で。

 

野生のカンガルーが飛び出してくる

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街中に野生のカンガルーは居ないが、街から少し離れると途端に自然があふれている。草原や山、砂漠の中を道が走っている。そんな時に怖いのがカンガルーとの衝突だ。

僕は衝突しなかったが、道路を渡ろうとしているのか道路脇に佇んでいるカンガルーを何度か目撃した。また、車にはねられたカンガルーも何度か見た。

 

急ブレーキは禁物!

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現地のレンタカーショップの係員の話によればカンガルーが飛び出してきても急ブレーキを踏んではいけないという。山道とはいえ100km/hほどスピードが出ているので、急ブレーキを踏むと車がコントロール出来なくなり、対向車線や路肩に飛び出してしまう可能性があるそうだ。また、高速で走っている時にはハンドル操作で回避することはほぼ不可能。飛び出してきたカンガルーははねるしかないのだ。

 

カンガルーとの衝突でも保障される保険を選ぼう

カンガルーをはねた場合、ボンネットが破損するという。カンガルーは重さがあるからだ。あるレンタカー会社のHPの注意事項には「※カンガルーにご注意ください。」という表示もある。

ぶつかって車が破損した場合はレンタカー会社から修理費を請求されることになる。レンタカー会社ではカンガルーがぶつかっても保証される保険(自損事故をカバーする保険)もあるので、確認して入っておくことをお勧めする。

なお、現地の車(夜間走ることが多いバンやトラックなど)はボンネットに「カンガルーバー」と呼ばれるプロテクターを付けており、例えぶつかったとしても車のボンネットは守れるようになっている。

 

スピード違反にはかなり厳しい…

オーストラリアは全国的にスピード違反にはかなり厳しいという。どれだけ厳しいかというと、5km/hオーバーしただけでもキップを切る徹底ぶり。現地の人たちはどんなに道が空いていてもきちっと法定速度を守っているのだ。主要道路ではパトカーとすれ違うことが多々ある。このパトカーはスピード違反を取り締まっているものと思われる。また、オービスも数多くあるとのことで、法定速度厳守が求められる。

 

パースの田舎でスピード違反で捕まった話…

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パースを訪れていたある日、郊外へレンタカーで観光へ行き、暗くなってしまったのでホテルへと急いで運転していた。知らぬ間にスピードが出ていた。その道は110km/h制限だったのだが、おそらく120km/h程出てしまっていた。同じ方向に走る車はいなかったのだが、パトカーとすれ違った。すると、パトカーが対抗車線から僕が走っている方の車線に向きを変えて追いかけてきた。結局、スピード違反で捕まってしまったのだ。

日本であれば、反対車線から向きを変えてまで追いかけてくることはないだろうが、オーストラリアでは少しでも違反した車を捕まえることに徹底しているようだ。

 

オーストラリアでの違反金納付方法

パトカーに捕まった場合は、手書きの違反切符がその場で渡される。警察に渡される際に違反金の納付方法も説明を受けた。それによると郵便局へ行って納付をする。僕は200ドルを支払った。旅行の最後にとんだことになったが、いい勉強になった。なお、日本の免許証の点数は引かれない。

みなさんはくれぐれも速度は守って安全運転を。