MIGRATORY

旅とは移動と食事と観光。快適で美味しい旅を提案。Tipsも少々。

MenuMaker

ジャカルタ「スカルノ・ハッタ国際空港」での乗り換え時間と方法:ターミナル3からターミナル1,2へ

f:id:satedoko:20170306233902j:plain

先日ジャカルタで国内線から国際線に乗り換えた。時間がかかるとは聞いていたが、予想以上に時間がかかってしまった。その際のことを記載していきたいと思う。日本の空港ようにスムーズにはいかない。僕は多くのアジアの空港でトランジットした経験があるが、特にこの空港での乗り換えの際には時間に余裕をもって行動したい。

 

ジャカルタ スカルノ・ハッタ国際空港にはターミナルが3つある

まず、インドネシアの玄関口であるジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港には3つのターミナルが存在する。基本的には、ターミナル1はライオンエアー、ターミナル2は多くの国際線路線、「ターミナル3アルティメット」はガルーダインドネシアの国内線やライオンエアーの一部路線が発着する。
LCC専用の「ターミナル3」もあるのだが、現在は閉鎖されて改修工事が行われており、LCCの発着はそれぞれ別のターミナルに振り分けられている。

以下の空港ターミナルの図はJALのホームページより抜粋。

 

f:id:satedoko:20170306233936p:plain

 

国内線から国際線ターミナルへはシャトルバスを利用する

JALとANAやガルーダインドネシアの国際線はターミナル2から発着するので、ガルーダインドネシアの国内線から国際線に乗り換えるにはターミナル間を移動しなければならない。
ターミナル間を移動するにはシャトルバスを利用することになる。これが日本の空港のようにすぐには来ない。15-20分おきにシャトルバスが運行されているはずなのだが、空港内が渋滞していて時間通りに運行出来ていない(そもそも時刻表はないが、間隔が大幅にずれているという意味で)。あまりに遅かったので近くにいる係員にいつ来るのか聞いてみたが「分からない」と係員もお手上げの様子で困っていた。

 

シャトルバスに乗っても渋滞にはまってしまう

僕はターミナル3アルティメットで30分近くバスを待って、やっと乗ることが出来たのだが、その先は渋滞で思うように進まない。シャトルバスは、ターミナル3を出たらターミナル1、その後ターミナル2へ移動する。

ターミナル3アルティメットを出たらバスは一旦バイパスに出るのだが、そこでターミナル1、2に向かってUターン。ここまではスムーズだが、ターミナル1に入るのに車が渋滞。これを抜けるのに10分程度かかった。また、ターミナル1内にはシャトルバスの停留所が3カ所(ターミナル1a, 1b, 1c)あり、ここも渋滞しているせいか乗降を含めて抜けるのに10分程度を要する。次にターミナル1からターミナル2へ向かうのだが、ここでも渋滞。トロトロと進みながら10分以上かってやっとターミナル2の停留所へ到着した。ターミナル2もサブターミナルが3つあり、ターミナル2d, 2e, 2fに分かれているのだが、車が多すぎて僕が乗ったバスはターミナル2では1カ所にしか止まらなかった。
結局、ターミナル3アルティメットでバスを待ち始めてからターミナル2へ到着するまでに小1時間ほどかかってしまった。

 

国内線と国際線の乗り継ぎには4時間必要

帰国後、JALのホームページを見ると、ターミナルを移動する乗り継ぎは4時間必要と案内がある。今回、僕は乗り継ぎ時間を約3時間取っていて、国際線にチェックインしたのは1時間ちょっと前だった。かなりギリギリで少し焦ってしまった。
ちなみに、シャトルバスに乗る前にチェックインして預けていた荷物をピックアップしたのだが、取るまでの30以上かかった。これとシャトルバスの停留所までの移動をあわせると約2時間を要した。同じ空港だからといって油断は出来ない。

 

インドネシアは東南アジアの中でも特に渋滞が酷い国であるが、空港の中まで激しい渋滞をしている。僕は18時〜20時頃にかけてターミナル間を移動したので、ちょうど送り迎えの車が多かったのかもしれない。いずれにしても、JALのホームページにあるように4時間取っていれば安心して移動できるだろう。