JALが期間限定運賃として発売する「プレミアムエコノミースペシャル」を利用するとビジネスクラスへ割安で乗ることができる。今回は僕も利用したことがある格安プレミアムエコノミー運賃である「プレミアムエコノミースペシャル」を活用する方法を紹介する。この方法を使えば、東南アジアであれば約10万円で往復JALのビジネスクラスに乗ることが出来る。
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JALプレミアムエコノミースペシャルとは
JALが期間限定で発売する正規割引運賃。予約期間や設定期間、購入期限をはじめいくつかの条件があるが、その条件さえクリアすれば非常に割安な運賃である。プレミアムエコノミー以外にもビジネスクラスのお得なチケットも売り出されることもある。
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アップグレード対象エコノミー航空券よりも割安な運賃
実はこのスペシャル運賃はアップグレード対象なのだ。しかも、エコノミークラスのアップグレード対象航空券よりも安い。
例えば、羽田−シンガポール往復をエコノミークラスのアップグレード対象航空券を購入すると、136,000円。一方で、JALプレミアムエコノミースペシャル運賃であれば99,000で購入出来る。プレミアムエコノミークラスの方が37,000円安くアップグレード対象チケットを手に入れることが出来るのだ。なお、エコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレードは東京−シンガポール往復であれば通常36,000マイル（2017年度）だ。（フライオンステータスを持っていれば24,000マイルである。）
つまり、99,000円と36,000マイルで東京−シンガポール往復をビジネスクラスへ乗ることが出来るのだ。
運賃例＋必要マイル数（東京-シンガポール間の場合）
- アップグレード対象エコノミーチケット：136,000円
- プレミアムエコノミースペシャルチケット：99,000円
- 両方ともアップグレードには片道18,000マイルが必要
マイレージやフライオンポイントは100%加算！
JALプレミアムエコノミースペシャルのマイル加算率は100%。そしてフライオンポイントの換算率はフライマイル100%にアジア便の1.5倍が掛け合わされ、シンガポール往復であれば10,000フライオンポイントを超える。ちなみに、上述した136,000円のチケットのマイル換算率が70%である。
スペシャル運賃のある行き先はJAL直行便がある都市
詳しくJALに問い合わせた訳ではないが、僕が自分で計画を立てて予約した経験からこのチケットはあまり融通が聞かない。
東南アジア行きの場合、JALが直行便を飛ばしている都市しか行き先が無かった。例えば、インドネシアを例に上げれば、直行便があるジャカルタはスペシャル運賃があるが、直行のないバリはスペシャル運賃での案内はない。
一方で、現地の着地と発地を必ずしも一緒にしなくてもいい。これは僕が実際に使ったので間違いはない。行きは東京−シンガポール、帰りはジャカルタ−東京で購入してもこの運賃が適用された。
この運賃の購入期限は出発の14日前まで。旅行が決まったらまずスペシャル運賃を確認しよう。思わぬ「お得」が待っているかもしれない。
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